自宅で最期を迎えるということ
皆さんこんにちは、管理者の中林です♪
暑い毎日が続いていますね~(-_-;)
少し歩いただけで汗が噴き出てきます・・・💦
何年経っても名古屋の夏はキビシイ!
ノア訪問看護リハビリステーションがオープンし、5か月が経とうとしています。
先日、オープンして初めて病院からご依頼をいただいた利用者様と、お別れしました。
今日は“自宅で最期を迎える”ことについて書かせていただこうと思います。
もし万が一なにかあったら入院したいというのがご本人とご家族の当初のご希望でした。
約4か月、週3回お伺いし、たっくさんお話してたっくさん笑いました。
ケアする看護師が逆に元気をもらって帰ってくるなんてこともしょっちゅうでした(笑)
いよいよ最期を考えなければならなくなった頃、
「もうね、頼りはあなたなの。わたしもこの人も、あなたが来るのをいつも待ってる。この先どうなるか分からないけど、病院に行ったって治るわけじゃない。家で最期を迎えたい。」
と、お話がありました。
頼ってもらえる嬉しさと、任せてもらえる責任感の重大さを噛みしめ、胸がボワーっと熱くなったのを覚えています。
そして突然訪れた最期の日、
「わたしたちは、あなたたちがいてくれたからここまでやってこれた。本当にありがとう。最期はね、家族全員集まれたの。みんなで送ってやれたから本当によかった。病院じゃこうはいかないよね。あとね、わたし頑張ってたと思うの。あの人に最期まで尽くすことができたから、後悔が全くないのよ。」
命はいずれ尽きます。
逝く人も見送る人も、悔いのない最期を迎えたいものです。
自宅で看取ることは、確かに大変なことです。
ご本人の覚悟やご家族のサポートなど、意思と環境が整っていないと難しいケースもあります。
ですがわたしたち訪問看護師は、“後悔しない最期”を迎えることができるようにサポートすることができます。
少しでも多くの人が、“いい最期だった”と思ってもらえるようなあったかい看護がしたいと改めて強く思いました。
大切なことにたくさん気付かせてくれた利用者様、ご家族様に感謝しています。
本当にありがとう。そして、お疲れ様でした。