人生の最期をどのように迎えたいですか?

秋らしい気持ちの良い気候になりましたね。

病院勤務に比べ訪問看護は外出の機会が多く、季節を肌で感じています。

日々、訪問看護師としてご自宅に訪問し様々なご利用者様とお会いしますが、その中でご自宅で最期を迎えるという選択をされる方もいらっしゃいます。

人は誰でも亡くなります。

その最期をどこで迎えるのか。

少し古いですが、2017年の厚生労働省のデータでは最期を迎える場所として病院の割合が73%、自宅は13%となっています。

病院・自宅、どちらもメリット・デメリットがあるでしょう。

病院で最期を迎えるという事は何となく想像がつくと思いますが、自宅となると未知な事が多いと思います。

知らない、わからないという事はとても不安になります。

もし、少しでも自宅で最期を迎えるという事を、ご自身やご家族が考えておられるのであれば、私たち訪問看護師にぜひご相談下さい。

様々な情報をお伝えできると思います。

その上で判断されると良いと思います。

ただ、ゆっくり訪れる死もあれば、突然お別れしなければならない事もあります。

秋の夜長に「人生の最期をどのように迎えたいか」について何となく考え、ご家族と話し合うのも良いかなと思います。